DJってどんなことしているの?
こんにちは、崎村です!
みなさん「DJ」やってますか?
最近はスマホのアプリやタブレット、PCなど
様々なデバイスでDJをすることができ、また楽曲をもとから持っていれば
あまりお金をかけずに始めることもできるため
周りでDJデビューをしている人が続々と現れています。
東京オリンピックの閉会セレモニーではDJの世界大会で優勝したDJ松永(Creepy Nuts)がパフォーマンスをしていたことでも話題を集めていました。
他にもDJ KOOやアニメD4DJなど、お茶の間で「DJ」という言葉を耳にすることも珍しくなくなってきました。
DJはDisc Jockeyの略称で音楽を次々とかけていき、
自身の楽曲を披露するステージであったり
DJのテクニックを競うパフォーマンスであったり
会場の空気を作る役割をしたり
と様々なスタイルがあります。
またイギリスでは音楽の授業でDJをしたり、楽器として認められていて試験にも導入されてプロDJを家庭教師に呼ぶのも一般的な話といいます。
PACkageのイベントでもDJさんに出演頂くことがあるのですが、
あれはなにをやってるんだろう?
という部分をお伝えできればと思います。
先述した会場の空気を作る役割を担うDJの話になります。
2021年末に開催されたPACFES Vol.2
やり方は人によってさまざまですが
DJさんはイベントの内容や自分が出演する時間などを踏まえて
どんな曲をながそうか?自分に求められてるのはなんだろう?
など、当日に使う曲を考えていきます。
その上でおおまかに下記のようにわかれます
A:考えるけど特にイベントのための特別な準備はしない
B:このあたりをかけようかなーと数十~数百曲を用意する
C:持ち時間分の曲と曲順まで考える
同じDJさんでも、イベントによってBだったり、Cだったり対応を変えたりすることもあります。
こうやって事前に準備をしていても、イベントが始まったあとで場の空気を読んで
やることを変えたりなど修正もしていきます。
Cで準備していたけど、それを全く使わなかったりすることも。
まさにここがDJの腕の見せ所です。
ただ曲を流すだけではなく
どの曲を、どの順番で、どんなミックス(曲の切り替え)で
かけていくかを考えて、これにより会場の雰囲気をコントロールします。
イベントが始まったところだと、お客さんもあったまっていないので
徐々にテンションを上げていくよう仕向けたり、
長時間盛り上がり続けてお客さんが疲れてきたらクールダウンさせたりなど
楽曲をかけるのは、会場の雰囲気をコントロールするという目的のための手段なのです。
DJが会場の様子を見るのはかわいい子を探しているわけではなく、
このジャンルは反応がいいな
どういう楽しみ方をしてるかな?
など、次にどんな曲をかけていくか考えるための情報を探しています。
DJが何をしているかがわかると、見え方もかわってきてより一層楽しめると思います。
DJが出演するイベントはたくさんあります。
PACFESも2022年開催に向けてすでに動き出していますので、ぜひお越しください!