VJ(visual jockey)って何?
こんにちは、崎村です!
みなさん「DJ」と言われたら何かしらイメージできる方は多いのではないでしょうか。
ジェスチャーゲームをしてもかなり簡単な問題になるかと思います。
東京オリンピックの閉会セレモニーではDJの世界大会で優勝したDJ松永(Creepy Nuts)がパフォーマンスをしていたことでも話題を集めていました。
他にもDJ KOOやアニメD4DJなど、お茶の間で「DJ」という言葉を耳にすることも珍しくなくなってきました。
DJはDisc Jockeyの略称で音楽を次々とかけていき、それを一つのパフォーマンスとしたり会場の空気を作る役割をしたり
と様々なスタイルがあります。
またイギリスでは音楽の授業でDJをしたり、楽器として認められていて試験にも導入されてプロDJを家庭教師に呼ぶのも一般的な話といいます。
では、「VJ」はいかがでしょうか 。
まだまだ聞きなじみのない方が多いかと思います。
「DJ」はDisc Jockey
「VJ」はVisual Jockeyの略称です。
言葉からなんとなくイメージもできるのではないでしょうか。
DJが音楽を繋いでプレイするのに対して
VJは映像を繋いでプレイしていきます
DJの音はスピーカーから出てくるのに対して
VJはスクリーンやモニターなどに映像を出していきます
よく目にする場所としてはナイトクラブなどが多いです。
DJがプレイするステージの背面にスクリーンなどがあり、そこにいろいろな映像が流れます。
DJが会場の空気を読み取ってなんの曲をかけるのか。と考えるのに対して
VJはDJがかけた曲に合わせて様々な映像を出していきます
実際にナイトクラブで目にするとどういうことかはすぐわかるのですが、
行ったことのない人でもイメージしやすいのはカラオケでモニターに出てくる映像です。
歌っている楽曲のミュージックビデオではないけれど、なんとなくそれっぽい映像がちゃんと流れますよね。
あれに近いです。
カラオケの映像では曲の内容にあったそれらしい映像が自動的に映し出されます。
同じようにDJがプレイする音に合わせてリアルタイムで映像を出していくのがVJのやっていることです。
かっこいい曲に対してかっこいい映像、固い音に対して固い質感の映像
1曲の中でもCメロでゆっくり落ち着いたら、映像もゆっくりと落ち着かせる。
ステージの照明も明るさや使う色など音楽に合わせて演出しますが、感覚としてこれと近いです。
実際、照明と協力してスクリーンとライトで一緒に空間演出をすることもあります。
最近はクラブだけでなくロックバンドの野外フェスなどでもVJが活躍している姿が増えたり、
コロナ禍の中で配信イベントが非常に増えた影響で、配信ライブでVJが活躍する場面も見られます。
VJ仲間が配信VJを担当していたこの配信イベントは映像演出による効果が非常に大きくとても面白いです
https://www.youtube.com/watch?v=R0XP5jV1sfQ
VJにもいろいろなタイプがいたり、映像オペレーターなどと重なる部分もあったり
このあたりの話はVJの面白さと同じようにどんどんと深くなっていくので
今回はこのあたりで。
どうやって映像だしてるの?
という話もいずれできればと思います。
(下の写真は私が使用しているVJ機材)