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e-Sports、ビジネスとしての将来性は?

皆さまこんにちは。
横山貴大(ヨコヤマタカヒロ)です。
僕はこの業界に入ってまだ1ヶ月のピカピカの新米です。
新米だからこそめちゃくちゃe-Sportsについて調べましたし、
この業界の将来について不安がありました。

この業界に入る前の話をすると、学校の先生になりたかった僕は普通の4年制の大学に通ってました。しかし、3回生の時悪友に誘われ大学を中退し、貿易関係の会社を立ち上げました。上手くいく訳もなく僅か2年で倒産。多額の借金だけが残りました。後が無い僕は一かバチかでナイトクラブを運営、経営しました。周りに助けられ何とか普通に生活できるくらいまでになりました。(当時は本当に死ぬかと思いました。笑)
元々フェスやイベントに行くのが好きで毎週のように行ってましたがそのうち「イベントを作りたい」と強く思うようになりました。

新しいもの好きの僕はとある人との出会いで「e-Sports」について興味深々になりナイトクラブの運営を任せてこの業界に入ることを決めました。そんな超ヘンテコな経歴を持つ僕がe-Sportsの将来生について考えたので少々お付き合いください。

ゲームを長年プレイしてきた人や、最近ゲームに夢中になった人でも、将来ゲームに携わる仕事をしてみたいなと考えたことがある人は多いのではないでしょうか。

しかしそんな中で、どんなお仕事があるのか、お金はどれぐらい稼げるのか、そういったものを含めた「将来性」について、不安を持った方も少なくないと思います。

良ければ、eスポーツというものを良くわかっていない親御さん世代の方々にも見て頂きたいなと思います。

eスポーツの現状とは。


ここ2,3年で急激に認知が広がり、一般的に浸透してきたeスポーツというものですが、実際は2000年代から存在していた文化です。

海外ではそこから今に至るまで目覚ましい成長を遂げ、世界トップeスポーツとも言える「Dota2」の世界大会では、去年大会の賞金総額が3430万ドル、日本円で約37億円を突破しました。

しかし、これは日本で行われた大会ではなく、遠く海の向こうで行われた大会の話です。
メディアで報道されるeスポーツのニュースでは、海外の大会情報を用いたものであるケースが多いです。

実際日本も賞金総額が1億円を超える大会も開催されているのですが、コロナの影響もあり今後そういった大会が開催されるか不明確であるというのが現状です。

ただ暗いことを言いたいのでは無く、規模としては日本のeスポーツはまだまだ成長段階であるということを皆様には頭に入れておいてほしいなと思います。

eスポーツに将来性はあるか。


成長段階であるeスポーツという業界で働くことに、将来性はあるのかという、この記事の命題に対する考えを今から書いていこうと思います。

結論としては、「将来性は無限にあるものの、自分でアクションを起こさない限りは成長に自分が置いて行かれてしまう」というふうに位置づけをさせていただきたいと思います。

まず、なぜ将来性があるかというと知名度が国内でとても高く、同時に今企業で上の立場に立つ年代の方々の多くが、学生時代ゲームに夢中になった世代が多く、さらにeスポーツのターゲット層が「若年層」に固まっているというのも、eスポーツの将来性を確定づける要因の1つになるでしょう。

良くeスポーツを調べている方なら知っていると思いますが、今多くの企業が若者層を狙って大会のスポンサーになっているケースが多くあるのです。

もちろん大企業がeスポーツに関心を持っているという事実も、将来性があると証明する要因に成り得るのですが、これはピンチでもあります。

今までゲームというものに触れてこなかった人でも、この業界に興味を示し、その多くの力を持った大人たちが、eスポーツという業界に流れてきます。

将来eスポーツで働きたいと思っているのならば、そういった人たちに「勝つ」工夫をする必要があります。

色々個人的な意見や、私たちの組織的意見もあるのですが、それらを総評して1つ結論を出すとすれば、この業界で生きていくのなら「何をして稼ぐのか」を第一に考えていただきたいなと思います。

この会社で働きたいだとか、このゲームでプロになりたいと願う人たちは沢山いると思うのですが、その目標を「手段」として自分の中に取り込めないと、なかなかその先で頑張ることは難しいです。
そんな中で、就職・転職を考えている方に伝えたいメッセージがあります。

ゲームが大好きで、進路もゲームに沿った道を歩みたい、その気持ちを私は全力で応援します。

ですが、私から1つだけ、皆様に伝えたいことがあります。

ゲームだけでなく、色んなことに興味を持って生きてみましょう。
それが、eスポーツを仕事にしたいと考えるなかで、最も大切なことです。

現実的な話なので、どこか不安が募る文章になってしまいましたが、実際はそこまで焦りを感じる必要はありません。

今その地位を占めているほとんどが現状の継続であり、狙って人から奪ったようなものではないのです。

やりたいことをやり続けたり、やりたいと思ったことをすぐにやってみる。
様々なことに興味を持って、常に時代に沿って生きることが、就職・転職を考えている皆様には大事なことなのではないかと考えます。

是非、意識してみて下さい。

また、この業界に少しでも興味があればお気軽に連絡ください。お待ちしております。

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